Blog

ブログ

「マインドフルネス瞑想」という言葉を耳にしたことはありますか?

あのGoogle、Apple社内でも社員に採用している、健康とウェルビーイングを促進する瞑想法です。
ウェルビーイングとは、「幸せを実感すること」。
 
今回のブログでは、ウォータースポーツについて話さないの?と思う方もいらっしゃると思います。
不思議に感じている方は尚更この先を読み進んでみてくださいね。

現代社会におけるマインドフルネスの重要性

忙しい日々の中で、私たちはついつい頭の中が未来や過去の思考で埋め尽くされて、今この瞬間を感じる余裕を忘れてしまっています。
これは、「地に足がついていない状態」ともいいます。 

貴方はいかがですか? 
ネットやSNSでは、膨大な情報が発信され、見る側の私たちの頭の中はすでに疲れ切っているんです。

こんな現代社会で注目されているのが、「マインドフルネス瞑想」。 
マインドフルネスとは、「今」という瞬間に意識を向け、自分の感覚や感情をただ観察することを目的としています。
消えたと思ったらまた湧いてくるあの思考の嵐に巻き込まれることなく心をリセットし、ストレスを軽減する効果があるとされています。

実はこのブログの筆者も日課としてミストラルアパレルのウェアを着て近所の海の波打ち際でマインドフルネス瞑想しています。
すいません、ちょっとアパレルの宣伝してしまいました(笑)

マインドフルネス瞑想とヨガの違い

どちらも心身を整える手法として知られていますが、いくつか違いがあるんです。
 
ヨガは主にポーズを取ることで体の柔軟性や筋力を高め、心と体のバランスを整えるもの
呼吸と体の動きの調和を重視し、エネルギーの流れを感じながら心の安定を目指します。
わかりやすく言うと、動きを通じて心を鎮める方法と言えます。

一方、マインドフルネス瞑想は身体の動きを伴わず、じっと座ったまま意識を集中させる瞑想法。
ヨガが身体的な側面に焦点を当てているのに対し、マインドフルネス瞑想は精神的な側面、特に「今この瞬間」に対する気づきに重点を置いています。
呼吸に集中し、心の中をクリアにすることを目指します。

ヨガとマインドフルネス瞑想はどちらも心身の健康を促進しますが、アプローチは異なり、目的に応じて使い分けるのが効果的です。
心の平穏にこだわるならマインドフルネス瞑想を勧めます。

自然の中で瞑想する利点

自然は、私たちにとって最大のヒーリングの場。

海辺や山など、自然豊かな場所では日常生活からの解放感とともに自然が持つ癒しの力を存分に感じることができます。
波の音や、山で風に揺れる木々がこすれ合う音は、心と自然とを一体化させます。
海辺の瞑想では、広がる水平線や波のリズムが瞑想にリズムを与えてくれます。

波の音に耳を傾け、そのリズムに呼吸を合わせることで、自然と深いリラックス状態に入ることができますが、これは瞑想のコツです。
ぜひ覚えておきましょう。

海風が肌に触れる感覚、潮の香りも、「今この瞬間」に意識を向ける大切な要素。
地面に座り、ゆっくりと呼吸を続けることで、まるで大自然そのものに包み込まれるような安心感を得られるんですよ。
自然の中で行う瞑想は、都会の喧騒の中では得られない特別な体験。

実践ガイド: 海辺や山でのマインドフルネス瞑想

ここでは、海辺や山でマインドフルネス瞑想を実践するための基本的なステップを紹介します。

場所選び
周囲が静かで落ち着ける場所を選びましょう。
海辺であれば波打ち際や砂浜、山であれば木陰や小川の近くが理想的。
できるだけ人の少ない場所を選ぶことで、自然と一体になりやすくなります。
姿勢
姿勢はリラックスできるものであれば問題ありません。あぐら、椅子に座る、あお向けに寝転がるなど、自分が心地よいと感じる姿勢で大丈夫。
マインドフルネス瞑想に慣れている方は食事中や、歩きながらも行ってます。
興味ある方は、この記事の終わりにオススメ本を紹介してます。ご覧になってみてください。
呼吸に意識を向ける
深呼吸を行って呼吸を整えます。
息を吸うと、お腹の中にある風船が膨らみ、吐くときは風船がしぼんでゆくようイメージしましょう。この風船の感覚に集中します。
自然の中での瞑想では、風や波の音に合わせて呼吸を行うと、さらにリラックスしやすくなります。
今この瞬間に集中する
瞑想の目的は、過去や未来の思考から離れ、「今この瞬間」に集中すること
目を閉じて、自然の音や肌に触れる風の感覚、呼吸のリズムをただ感じることに専念しましょう。
雑念が浮かんでも、大丈夫です。無理に排除しなくて良いんです。
ただ「流す」意識を持つことで、再び自然や自分の呼吸に意識を戻します。
無理矢理戻すのではなく、優しく意識を変えるのがコツです。
終了の合図はアラームで
はじめは、10分間だけの瞑想から始めましょう。
理由は慣れるまでは、長いと途中でやめたくなるからです。
終了後は、急いで感覚を日常に戻るのではなく、少しの間自然の風景を眺めて余韻を楽しむと、瞑想効果はさらに高まります。

まとめ: 自然とともに心をリフレッシュ

マインドフルネス瞑想は、現代社会でストレスを抱えた心をリフレッシュするための強力ツール。
このブログをご覧になってなんとなくでも伝わりましたか?
 
最後にマインドフルネス瞑想と、ウォータースポーツとの共通点を挙げておきます。

現在の瞬間に集中する
マインドフルネス瞑想:意識を今この瞬間に向け、思考や感情を客観的に観察します。
ウォータースポーツ:波や風、流れを感じ取りながら、周囲の環境に集中することが求められます。サーフィンで例えると、どの波を掴むか。テイクオフ後のリッピング、カットバックする波のタイミングを見極める瞬間的判断力。
心の安定を保つ
マインドフルネス瞑想:心を落ち着かせ、ストレスや不安を軽減します。
ウォータースポーツ:海や風に対する理解と適応力が必要であり、特に、危険な状況に対処するためには、心の安定は不可欠です。
身体と心の調和
マインドフルネス瞑想:身体の感覚や呼吸に意識を向け、心身のバランスを整えます。
ウォータースポーツ:身体の動きと波や風を感じ取り、調和を図ります。例えば、カヌーでは水の流れに合わせた漕ぎ方が求められます。
自然との一体感
マインドフルネス瞑想:周囲の環境や自分自身との関係を深く理解します。
ウォータースポーツ:自然の一部としての体験を通じて、海や風と一体になる感覚を楽しむことができます。ヨットを例にすると風を感じ、掴みながら進む感覚です。
自己認識の向上
マインドフルネス瞑想:自己観察を通じて、自分の感情や思考パターンに気づきます。
ウォータースポーツ:競技中の自分の反応や感情を観察することで、自己認識を高められます。サーフィンを例にすると、自分の技術や感情を反省し、次回の大会に活かすことです。
ストレス解消
マインドフルネス瞑想:心をリセットし、リラクゼーションを促進します。
ウォータースポーツ:水に触れたり、自然の中で活動することが、ストレスの解消につながります。水の流れや波の音は、心を落ち着ける効果があります。

これら共通点により、マインドフルネス瞑想はウォータースポーツのパフォーマンス向上にも繋がります。より豊かな体験を得る手助けをします。

これからの季節、ぜひ自然の中でマインドフルネス瞑想を実践してみてください。

文中で触れた、オススメの本を紹介します。
頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる

関連記事一覧